フィリピンのKTVで働いてる子の実情
先日、マニラ マラテのカラオケ店で働いてる女の子が何者かによって
殺傷されるという悲しい事件が起きました。
彼女はブルーエンジェルというお店働いていたという話を聞きました(定かではないですが)
本当に痛ましい事件で心からご冥福をお祈り致します。
さてフィリピンのマラテ地区、マカティー地区にはたくさんのKTV(フィリピンパブ)が
立ち並んでおります。
いいお店でしたら長く営業をされてますが、殆どのお店が新規に開店し、大体6ヶ月で
潰れて、また新しいお店ができるという感じではありますが。
話によると日本人がフィリピンに遊びに行き、クラブオーナーになりたいという願望と
フィリピン人から「儲かるよ」とそそのかされてお店をやるそうですが、そんなに簡単なものではなく
殆どのお店が赤字続きで、またフィリピン人のスタッフがお金を誤魔化し続け、追金につぐ追金で
最後は嫌になりやめるという事らしいです。
開店するまでに800万くらいのお金を掛けて、追金を合わせると6ヶ月足らずで開店資金
営業資金で合計1500万ものお金が掛かったと聞いたことがあります。
日本人てお金持ちなんだな~~と思いますね。
さてそのフィリピンのカラオケ店で働いている女の子の生活費ってどんな感じなでしょうか?
個人差があるので、一概には言えませんが・・・
給料 1日 P600*25=15000ペソ
ドリンク、指名のコミッション 15000ペソ
お客さんからの援助、チップ 7000ペソ
合計 37000ペソ
可愛い子でこんな感じだそうです。そうでもない・・・という子は25000ペソくらいだそうです。
子供がいる子は家から通いますし、いない子はお店の近くで部屋を借りてるそうです。
アパート台、電気代、水代 7000ペソ
食費 5000ペソ
電話代、遊興費 5000ペソ
お店の洋服、化粧 5000ペソ
合計 22000ペソ
余り可愛くない子でしたら、もうぎりぎりの生活ですね。
可愛い子でも、その残った内の半分以上は田舎にお金を仕送りします。
日本の女の子なら全部自分の為に使うと思いますが、フィリピンの女の子は
毎月苦しいながらでも仕送りをして頑張ってるんですね。
こんな状態ですから、もしフィリピンのカラオケに行かれる時は少しでも
チップをあげてください。
そのチップが彼女たちの食事代となり凄く助かると思います。
追伸
あくまでも個人差がありますので、上記の数字が正しいとは限りません。